2008年11月20日木曜日

My home sweet home

東京にいて、ロンドン移住を心に決めてから、毎日どうしたらロンドンにいけるのか考えてました。
"ロンドン"という文字を見るだけでわくわく。ブリテッシュアクセントを耳にしただけでわくわく。
とにかくロンドンに触れていたくて、本屋にいってはロンドン関連の本を探してみたり、DVDを買っては見てみたり。
半蔵門にあるイギリス大使館のさくを越えてはいってみたい!と思ったこともあります。笑。


そして念願のロンドン移住。


内定を頂いた時は泣きました。
自分のパスポートに張られたビザをみて、感動しました。


実際にロンドンにきて、今ここで働いて生活出来る事に感謝しています。
自分でも完全にこの状況を理解しきれていないのか、まだ夢のようです。
でもふとした瞬間、東京で仕事をやめ、荷物もこちらにすべて送り、生活の基盤を動かした事が怖くなる事があります。
日本が恋しくなり、泣きたくなることもあります。(泣いた事もあります。笑)


以前海外に住んでいた時もそうだったのですが、日本を出た瞬間、日本が以前にまして好きなります。
東京のすごさを再確認し、あんなに小さい島国が世界での経済大国と名を並べている事に誇りを感じます。
日本人の奥ゆかしさや礼儀正しさを忘れたくないと思い、日本にいた時より日本人しての自覚が芽生えます。


だから海外にいくのが大好きです。


成田空港で、"おかえりなさい"という看板を見るたび、なんだか涙がでそうになります。
出ないと分からない自分がとても悲しいですが、出て初めて分かる事がたくさんあります。


帰るところがあり、それが日本であることがとても幸せだな~とつくづく思います。


ロンドン生活。


現地の生活を体験出来るだけでなく、日本に対しての愛国心もましていつか帰国できるなんて、本当に貴重な体験です。

2008年11月18日火曜日

言えば動く?!

ホームでチューブをまっていて、電車がくると、"お、すいている~"と思いきや、ドア開くとぎゅうぎゅうという事があります。
車両の半ばは余裕でスペースが残っており、どれだけ効率悪いの!と思ってしまいます。


ロンドンのチューブでは、ドア付近の人口密度が相当高く、車両半ばは比較的すいているという現象が多々あります。
東京だったらどんどん乗ってくる人のことを考えて、相当奥に詰めます。ドア付近なんかでとまるなんて、相当タブー。
"ちっ"なんていわれるでしょう。


ただここからがまたおもしろい。


"ちょっと奥つめてよ"
とか
"もうちょっといけるでしょ"
なんて掛け声があると、人は普通に詰めるのです。
気を悪くしている感じはまったくなし。


言われればこころよく(?)動く。笑
東京だったら、喧嘩になりうる状況です。


言われる前にやれよと思う反面、言えばいいのかとも思いました。


何でもそうですが、こちらでは発言しないと問題なしとみなされます。


日本は、みんなが前もってきをつかって常に動いています。
そのため少しでもそれに反した人がいた場合、それに対して、むしょうに腹がたちます。笑
"空気よんでほしい"という高い期待を他人にもちます。
私もそれで常にいらいらしていました。


イギリスにきてからは、暗黙の了解という事が日本ほどない分、期待を裏切られません。
言っている事に筋が通っている限り、こうしてほしいと言えば対外通ります。
(もちろん通らない場合もありうると思いますが)


もうちょっと空気よんで!と思いながらも、こんなイギリスが楽だったりします。

2008年11月17日月曜日

スリリングなBus ride

日本だったら、バスにのると次の停止場所を教えてくれます。
ロンドンは、それがない!


どんだけ気をはってバスに乗らないといけないのでしょう。
一番前の席にすわり、腰も深くかけず、あくまで前のり姿勢。
いつでも降りれる体勢です。


それでもやはりどのストップなのか全然分かりません。
それならば、ということで隣のおばちゃんに聞くことに。


"Keninngtonっていう場所、まだですか?"
"あ、その停止場所はまだよ。近くになったら教えてあげるわ。"という一言に安心。
それでも前のり姿勢。


そんな私を横に隣のおばちゃん、携帯電話で話し始めました。(ロンドンでは電車やバス内でも平気で大声で話します)
でも、きっと教えくれるはず、と信じていた私。


数分後、電話をきったおばちゃんは
"あら、停止場所すぎちゃった"
"おーーーい!!! "


人を頼ってはいけません。
頼った私の責任です。笑


結局最終停止場所までいき、そこから地下鉄に乗ることに。
今回は最終停止場所がVictoria Stationで、乗り換えに便利な場所だったからよかったものの。
最終停車場所で降りた後、Victoria Stationで地下鉄のゲートに向かっていると、先程のおばちゃんに"あんた、地下鉄はこっちよ!"って。
だから、向かってるじゃん! 親切なのか、どうなのか分からない。でも一応気にしてくれているみたいだから"Thanks!"ということで。


ロンドンでバスに乗るのは相当スリリングです。
しかも昨日は夜(といっても7時ぐらいですが、外は真っ暗です)にのったので、スリリング度倍増。

お湯orお水

謎です。

蛇口でお湯とお水が出る口が別れているのはなぜでしょう。。。?
お湯とお水の蛇口が仲良く隣あわせに並んでいます。

冬、朝起きて顔を洗いたい時お水は寒すぎです。
お湯を出すと、熱湯がでてきてどう考えてもやけどです。

お湯を出して、熱くなる前に顔を洗い終わればいいのですが、そんなうまくいかず。
洗顔フォームで目を開けないのに、お湯は熱湯に変わっているという始末に!

悩んだあげく、キッチンのシンクで顔を洗うという結論に達しました。
(キッチンはお湯とお水が調整可能)

新しく出来たフラットやリフォーム済みのところではこんな問題はないのかと思いますが 私の友達宅も同じ蛇口事情でした。2つに分かれているタイプが主流のようです。

これに不満をもったイギリス人はいないのか不思議になりました。

お湯orお水。
冬になると、究極の選択です。
(こんな選択したくないです。笑)

2008年11月14日金曜日

イギリスでの自炊

東京ではもっぱら外食だった私。
一人分作るぐらいなら、お外で食べたほうが安上がりでした。(そしておいしい!)


ロンドンでは話は別。
外食したら、ランチでも1500円以上は普通。1ポンド150円台で考えての計算なので、250円台の場合は恐ろしいことに。
しかも、残念ながら日本のように感動する程おいしいかというとそうでもないので、これまた切ない。


ロンドンにきたおかげて、お料理をするようになり、自分でも驚きなのですがこれまた楽しい!笑

だいたいスーパーでの食材の豊富さにわくわくです。


たとえば、日本で特別なスパイスを買おうと思うと、それなりのスーパーにいき、それなりの値段を払わなくてはいけません。野菜も高いし、オーブンもない。外食したほうが安くて早い結果にたどりついてしまうのです。(ただ作るのが面倒だったという理由もありますが。笑)


こちらのスーパーでは、そろわないものはないというほどの品揃え。
各種野菜から、世界各国のスパイスから、ベジタリアン用食材等。ロンドンに住む多彩な人々のニーズに対応しているのが分かります。食材には、必ずオーガニックなのか、ベジタリアンでも利用可能なのかなどの記載があり、各自がちゃんと何を口にしているのか意識しているのが伝わってきます。


しかも、スーパーで食材をそろえて自炊すると、安い事!
目からうろこです。
その上元の食材が簡単に手にはいるので、これがまた楽しい!


オーガニックピールドトマトやオーガニック黒豆の缶、レンテルビーンズやココナッツミルク等。東京でこれらの食材集めようと思ったら、どちらかというと高級なスーパーにいかないとないし、お値段も高めですよね。


なぜ日本は元の食材は手に入りにくいのに、第三者が入り加工されたものは手に入りやすい上、そのほうが安く買えるかが不思議になりました。


食材だけにいえることではないのですが、日本は本当に便利です。
それはとても特別な事であって、外に出てみて初めてありがたみを感じています。と同時に、自分で色々出来る楽しみはイギリスにきて改めて感じています。

Victoria Stationにて

Victoria駅からチューブに乗ろうとしたところ、私の目の前で入り口のゲートが閉じられてしまいました!いったい何事??

鉄越しのゲートをガラガラとしめられて、唖然。

何かあったのか? 火事か? 事故か? テロか??

色々心配しました。
だが回りの人々はいたって普通。ゲートを閉めた駅員も冷静。
大事だったら、警察もかけてくるはず。
ということは、よくあることなのかと思い、よくよく状況を確認してみました。


どうやら地下が込みすぎたので、人数調整をしたらしく。
そんな馬鹿な!!!東京では考えられません。
でも、確かに効果的。笑。


Victoriaチューブステーションは朝とても混んでます。
改札口に入るための行列が出来ている程。


今日はどうやらすごかったらしく、アラームがでたようです。
(ゲートの前のアラーム掲示板があって、点滅してました)


“人多すぎです”的な?
おもしろすぎます。


5分後ぐらいにゲートがまた開き、みんな普通に改札に向かっていきました。
毎日驚きがあります。
これが海外で住む醍醐味ですね。

It's almost Friday!!

先日のランチタイム、同僚にパブに誘われて飲めないビールを3口のみました。笑


“パブにいくけど、くる?”
“いく!でも......勤務中だよ?飲むの?”
“ハハハハ!どんな質問だよ、それ?パブいって飲まなかったら何するつもりだ?”


ごもっともです。
間違いありません。
パブにいって、アルコールフリードリンクを頼むのは私ぐらいです。
でも、会社中にいいんですか?状態の私。 だからこそ、楽しくていってしまいました。


私はビール3口でその場を失礼しましたが、彼はその後1時間以上戻らず。会社に戻ってきた時には彼のほっぺはほんのり赤く、かなりご機嫌でした。(彼がほんのりということは、かなりの量だと予測しています)


明日は金曜日。
ランチタイムのパブ率が相当上がります。
町中パブだらけ。


すごい勢いでわくわくしている人たちを見ていると、なんだかおもしろいです。

2008年11月13日木曜日

電車のホーム事情

イギリス人はどこでも列を作るといいます。
確かにそう、列の達人。
途中から入り込もうとすると、かなりのヒンシュクをかうことに。


そんなイギリス人だけど。。。


なんで電車のホームでは作らないのかなぞです。


一番早くホームについているのに、後からきた人たちが自分より先に電車に乗り込んでいる始末に。
ホームではみんな適当な場所にたち、自分の前でドアが開けばラッキーです。
(慣れている人は、だいたいどこに到着するか分かっているのでしょうか)


なぜ列を作らないのか、ちょっと考えてみました。


ホームに停止線がない→どこにドアがくるか不明→でも停止線なんかつけたら運転手がきれる→乗れればいいだろう→線ひかない


かなり勝手な推測です。笑。


チューブはそんな事ないですが、オーバーランドの電車は日本のように方面によってホームが固定で決まっていません。
ついさっきは逆方向の電車が通過したホームに、また逆行きの電車が到着という状況。そりゃ、線引けないか。


それじゃ、チューブだけでも線引けばいいのにと思いますが、線を引く時間とエネルギー、そして運転手への負担(?)を考えたら、ホームにいる人たちが順応に対応すればいいという事になったのでしょうかね。イギリス人が何を無駄と考えるのか、まだ私には分かりません。


今朝、ホームに自信ありげにたっているイギリス人がいたので横につけてみましたが、電車が到着した時、ドアは私たちの前ではありませんでした。


今後自分なりの場所を見つけてみます。笑

Miss Independent

Ne YoのMiss Independentって、すごいいい曲ですよね。
まだ聞いたことない人は是非。


自立していて、何でも自分でしようとする君だから好きだっていうことなのですが 日本ではそうゆう男性少ないと思うのですが。。。私だけでしょうか?
(もちろん素敵な男性もいると思います)


私が日本で窮屈に思えた理由のひとつに入ってます。


自立している女性が、どちらかというとまだ嫌がられるような気がします。
数年前に比べたらとてもよくなったとはいえ、海外に目を向けるとまだまだですよね。


自立=何でも一人でやって、他人は要らない


という事ではありません。
自分の人生、自分で責任を持ち、自分で出来る事は自分でやるという事だと思います。
その上での共存はとても素敵ですよね!


どう考えても、自立している女性のほうが男性にとってもいいはずなのになぞです。
昔からの男、女のイメージがそのまま引き継がれているからなのか。。。。
日本人はある意味、そのイメージにしたがって忠実に女性を女性として扱っているだけなのかもしれないですね。苦笑。女性は家にいるべきだ、女性は仕事をばりばりしなくてもいい、とか。


その代わり俺が他は全部背負う!(or稼いでくる)っていうのが昔の日本男児だったと思うのですが、それもないのに女性だけに女性らしらを求められているような気がして、納得がいかないことが多かったです。


どちらにしろ、私みたいな事を考えている女性は厄介ものなのです。笑

イギリスでは、何も出来ない女性(男性でも)が厄介ものになります。
”Do it on your own”でばっさり切られます。


香港に出張でいった際にあるベストセラーの本を買いました。
(確かイギリス人女性が書いた本です)
”なぜBitc* は結婚できるのか”(悪い意味ではなく、強い女性という意味で引用していました)
自立している女性が最終的には幸せになるという本なのですが、これが東京でベストセラーになる日が待ち遠しいです。

2008年11月12日水曜日

London

東京大好きです。

でも東京にいるときはなぜか窮屈に感じてました。
楽しかったけど、このままでいいのかな。。?って常に頭にあって。

週末にクラブいったり、定時後に友達とご飯いったり、お買い物したり。
毎日楽しいんだけど、物足りない何かを感じてました。

人生一回しかないなら、やらなきゃ損!とわけの分からない勢いは常にありまして。笑

そんな中、旅行をきっかけにロンドンに恋に落ち。。。。

引っ越してしまいました。
(引っ越すまで経緯は相当ありますが、後日ということで)


家族、彼氏、親友と離れ、一人でのロンドン。
一人での海外生活。
家族で海外生活をしたことはありますが、外で何があってもかえるhomeがありました。
今は帰っても一人です。


でも自分で選んだ道。
やらないで、数年後後悔するぐらいなら、やって後悔しておきます。笑

せっかくのロンドン生活、ブログで残したいと思います。